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ICL体験談ブログ|手術の流れから後悔・満足までリアルに解説!

僕の毎日のルーティンは、朝起きてまずメガネをかけ、顔を洗ってコンタクトを装着するところから始まっていました。
しかも、外出や旅行のときはコンタクトの替えや洗浄液を忘れないように気を遣い、目が乾けば目薬、プールや温泉では「見えない不安」と常に隣り合わせ。
正直、近視であることが日常生活のストレスになっていました。
そんな僕が今回、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けて、心から後悔したことがひとつだけあります。
それは――「もっと早く受ければよかった」ということ。
ICL手術を受けたことで、毎朝のコンタクト装着の手間がなくなり、寝落ちしても目が乾かない。
旅行時もコンタクトグッズの荷物が不要になり、目の管理にかかっていた時間や気遣いから解放されました。
この記事では、実際に僕がICLを受けようと思ったきっかけから、手術当日までの流れ、術後の経過や感じたトラブルなどリアルな体験談をまとめています。
レーシックやICLを検討している方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
ICL を決意した理由
私は年に数回は海外旅行に出かけており、海水浴もよく楽しんでいました。
ただそのたびに、コンタクトを気にしながら海に入らなければならず、心のどこかで「仕方ない」と割り切っていたんです。
そんな中、バリ島の透き通った海に出会ったときに、ふと「思いっきりバリの海を楽しめいんだろう。」とストレスを感じるようになりました。
「この美しい海を、思いきり楽しめないのはもったいない」
そんな思いが積み重なり、まずはレーシックを検討するようになったのが、私の視力矯正手術を決意するきっかけでした。
眼科探し
帰国後、レーシックを提供している眼科を探すために、インターネットで情報を調べました。
- 品川近視クリニック
- 新宿近視クリニック
- 先進会
- ふくおか眼科クリニック 中野
レーシック眼科医は地方には少なたいため、都内で探すことにしました。
都心のレーシック眼科のほうが実績が豊富で口コミも多く、比較・検討しやすいです。
今回は通院のしやすさと、複数の知人が利用していたことから、「品川近視クリニック」を選びました。
品川近視クリニックへ受付
品川近視クリニックは「資料請求」「無料検査」「無料メール相談」を行なっております。
他の眼科と比較したいところでしたが、地方から都内に複数回足を運ぶ時間がなかったため、Webから「無料検査予約」で申し込み。
後日、「品川近視クリニック」から電話がかかってきます。
検査の予約
電話では、検査の概要や「1日レーシック」についての説明がありました。
「1日レーシック」は、適応検査の結果、視力や目の状態がレーシックに適していれば、その日のうちに手術まで受けられるという流れです。
検査と合わせて「1日レーシック」の予約をすると手術代から1万円割引されます。
ただし、レーシックを受けた場合、翌日検診を受けなければならないのでスケジュール調整が必要です。
気が変わらないうちと「1日レーシック」を含めた検査予約をしました。
予約日と合わせて当日の持ち物を説明を受けます。
- 身分証明書
- 印鑑
- クレジットカード
- 使用しているメガネ
- 公共交通機関の領収書
ハードコンタクトレンズを使用している方は、検査の2週間前から装着を中止する必要があります。
実際に僕も、検査予約をした日から2週間後の日程で検査を予約しました。
検査当日(レーシック手術)
検査当日、公共交通機関を利用して、有楽町にある品川近視クリニックの東京院を訪れました。
有楽町駅の目の前にビルの13階に「品川近視クリニック」があります。
品川近視クリニックでは、手術当日に限り、往復で最大1万円までの交通費を負担してもらえます。
当日は交通系ICカードではなく切符を購入し、領収書を発行しておくとスムーズに精算できます。

検査した日はレーシック手術を行わなかったため、清算できませんでした。ICLの手術の日に交通費は負担してくれます。
受付 問診票 記入
エレベーターから降りて案内板の通りにはオシャレな受付があり、検査予約した旨を伝えると4枚ほどの問診票を記入して受付に提出。
身分証明書を提出して問診票と相違がないことを確認。
受付では、「歯磨き後にコーヒーやチョコレートなどを口にしたかどうか」を確認されます。
僕はうっかりコーヒーを飲んでいたため、紙コップを渡されて、トイレでうがいをするよう案内されました。
レーシック検査前は歯磨き後、飲食を避け飲み物も水などしておいた方がよいです。
目の検査
受付を済ませると、まずは待合室で呼ばれるのを待ちます。
待合室には30席以上の椅子が用意されており、平日にもかかわらず10人以上の患者がいました。
スタッフの数も多く、患者は順番に名前を呼ばれて、奥の検査室へと案内されていきます。
僕も椅子に座ってから10分もしないうちに名前を呼ばれ、検査室へ通されました。
ここから、レーシックに適した目であるかどうかを確認するための検査がスタートします。
最初に、普段使用しているメガネの度数を測定し、視力や目の状態を詳しくチェックしていきます。
- 自動屈折検査(気球が映し出される検査)
- 角膜形状検査(眼球の表面を測定する検査)
- 角膜厚測定(角膜の厚さ)
- 眼圧検査(緑内障のリスク)
- 細隙灯(目の検査)
- 涙液量の検査(ドライアイの検査)
- 視力検査
少しでも不安要素があると同じ検査を何回も繰り返すため、検査だけでも90分以上かかりました。



レーシックは一度、角膜を削ったら元に戻すことはできないため、時間がかかるのは仕方ないですね。
検査の結果 レーシックはNG
一通りの検査が終わると、検査室のそばにある待合スペースでしばらく待機します。
その間に、検査結果が医師に送られ、「レーシックに適応できる目かどうか?」が確認されているようです。
しばらくして、先ほどの検査担当とは別のスタッフに呼ばれ、パーテーションで仕切られた個別スペースに案内されました。
個室では「検査の結果」を聞かされました。
僕の場合は、「目の表面の形状」と「視力の度数が強すぎる」という理由から、レーシックでは十分な補正ができないと判断されました。
結論として、ICLであれば目の中にレンズを挿入するスペースが十分にあるため、手術は可能とのことでした。
ICLの検査
ICLの装着が可能とのことだったため、手術の説明やリスク、料金について詳しく聞いたうえで、ICL手術を受けることを決めました。
ICLの値段や詳細は「ICLについて」で解説しています。
ICLの検査では、レーシックのときと同じ内容の検査をもう一度行います。
僕の場合、左目にドライアイの傾向が見られたため、瞳孔を開く目薬を点眼することになりました。
この目薬は、5分おきに6回点眼する必要があり、点眼後は視界がぼやけて見えるため、多少の不快感を伴います。
瞳孔が開いた状態はおよそ5時間ほど続くため、検査後は車の運転や外出時の歩行には十分注意が必要です。
瞳孔が開いた状態で、再び視力測定などの検査をやり直しました。
すべての検査が終わったあと、医師による診察とICLの詳しい説明を受け、診察が完了。
会計
診察が終わると、最後に会計を済ませます。
ICL手術では、目の状態に合わせた専用のレンズを注文する必要があり、レンズの準備に最大で3ヶ月ほどかかることもあるそうです。
実際、僕も度数が強く乱視もあるため、「レンズの到着まで3ヶ月ほどかかるかもしれません」と言われていました。



実際、わずか4日ほどでレンズが入荷したとの連絡があり、驚きました。
会計の時に「手術の同意書」と「手術3日前から点眼する目薬」「手術の流れの冊子」を渡されました。
最終的に僕のICLの費用は607,000円で、検査の日に前金として19万円を支払いました。
支払い方法は「現金」「クレジットカード」「ローン」「銀行振込」など、柔軟に対応しています。
ICLについて
ICLとは(眼内コンタクトレンズ)で、近視や乱視を矯正するために眼内にレンズを挿入する視力矯正手術です。
角膜を削るレーシックとは異なり、眼の中に人工レンズを埋め込むことで視力を改善します。
術後はメガネやコンタクトレンズなしで日常生活が送れるようになり、裸眼での生活を望む方に人気の手術です。
ICLはレンズ眼の中に入れるコンタクトレンズ
ICLは、目の中(角膜と虹彩の間)にレンズを挿入して視力を矯正する方法です。
僕のように、レーシックを受けられない人にとっては、ICLが現実的な視力矯正の選択肢となります。
- 極度の近眼
- 目の形状レーシックができない
- 角膜が薄い人
僕の場合は、強度な近視と目の形状が不適合だっため、ICL一択でした。
ICLの金額
ICLは近眼の度数によって金額が異なります。
両目の価格 | |
---|---|
-4D未満 | 427,000円(税込) |
-5D以上 | 537,000円(税込) |
乱視の場合 | +100,000円(税込) |
僕の場合は-5D以上 + 乱視入っていたため最高の637,000円でした。
こちらの料金内に検査代、定期健診代は含まれているため、基本的追加料金は発生しません。
支払方法
品川近視クリニックでは、支払い方法として現金・クレジットカード・銀行振込・分割払いに対応しています。
ICL手術を受ける場合は、検査当日に前金として19万円を支払う必要があります。
分割払いを希望する場合は、その場で提携信販会社と契約を行い、審査を受ける形になります。
キャンセルについて
ICLのレンズを注文をした後のキャンセル30,000円のキャンセル料が発生します。
また、キャンセル後の前払い金の返済は支払方法によって異なるため、キャンセルする際にサポートセンターで確認しましょう。
手術当日の変更には材料費として1万円がかかるので、スケジュールを変更したい場合は、前日20時までに連絡するのが安心です。
ICL検査から手術までの流れ
ICLを検査から手術までのながれについて解説します。
ICLの検査は、受付から会計まで約4時間かかりました。
検査時に点眼する目薬の影響で視界がぼやけるため、検査当日は他の予定を入れずに来院するのがおすすめです。
ICLのレンズが入荷すると、クリニックから電話で連絡がきます。
電話で、手術日・翌日の術後検診・1週間後の検診の予約をまとめて行います。
ICLを申し込みをした時に細菌を減らす目薬を渡されます。
手術3日前から1日5回点眼します。
食事は手術90分前までに済ませておきます。
ICL検査の注意点
ICL(眼内コンタクトレンズ)を受けるには、まず適応検査を受ける必要があります。
この検査では、目の状態がICL手術に適しているかどうかを詳細に確認しますが、正確な検査結果を得るためには、事前に気をつけるべきポイントがいくつかあります。
ハードコンタクレンズは検査2週間前から装用中止
ハードレンズは角膜に直接接しているため、長時間の装用によって角膜の形状が変わることがあります。
角膜を本来の自然な状態に戻し、正確な検査データを取得するため、にコンタクトレンズを中止する必要があります。
そのため、ハードコンタクトを使用している場合は、2週間以上前からメガネで生活するようにしましょう。
検査予約時にも医師やスタッフから注意喚起されますが、「つい装用してしまった」「数日前まで使っていた」というだけで検査が延期になることもあるので注意が必要です。
検査後はコンタクトレンズを装着しても問題ありません。



ただし、瞳孔を広げる目薬を点眼した日は視界がぼやけているため、実際にはコンタクトをつける気になれませんでした。
検査後視界がぼやける
ICLの適応検査では、目の奥までしっかりと確認するため瞳孔を広げる目薬(散瞳薬)が使われます。
この点眼をすると、およそ半日ほど視界がぼやけたり、まぶしさを強く感じたりする状態が続きます。
特に近くのものが見えにくくなるため、スマホの画面が読みづらかったり、本がぼやけて見えたりします。
個人差はありますが、完全に元に戻るまでに5〜6時間程度かかることが多いです。
また、この状態では車やバイクの運転は危険なため、公共交通機関での来院が必須です。
手術当日も瞳孔を広げる目薬(散瞳薬)を使用するため、検査の日含めて余裕を持ってスケジュールを組んでおくと安心です。
歯磨き後、濃い飲食物は避ける
ICL検査では、視力や角膜の状態だけでなく、口内の粘膜から細胞を採取して遺伝子検査を行う場合があります。
そのため、検査当日の歯磨き後には、コーヒーやチョコレートなど色の濃い飲食物は避けるようにしましょう。
これらの食品は口腔内に色素が残りやすく、採取する細胞に影響を及ぼす恐れがあるため、検査結果が正確に出ない可能性があります。
仮にコーヒーなどを飲んでしまった場合は、受付で紙コップを渡され、うがいをすることで検査を受けることができます。
事前に気をつけておけば、スムーズに検査が進められるので、検査当日の朝は歯磨き後の飲食に注意しておきましょう。
これからICLを受ける人へ
ICL手術は事前の検査や準備も多く、当日は不安や緊張もあると思います。
実際に受けてみて、「これはやっておいてよかった」「あらかじめ知っておけばよかった」と感じたことを、これから受ける方のために共有します。
施術前に髪の毛を切っておく
ICL手術後は、3日間は洗顔と洗髪が禁止されています。
美容室でシャンプーをしてもらう予定がない場合は、あらかじめ髪を切っておくことで、洗髪できないことによる不快感を軽減できます。
洗顔や洗髪ができない期間中は、シートタイプのドライシャンプーや汗拭きシートを使って、手術後の3日間を乗り切りました。
シートシャンプーと汗拭きシートを用意しておく
ICL手術後は、感染予防のため3日間は洗顔・洗髪が禁止されています。
顔や頭を直接濡らすことができないため、思った以上に不快感が残りやすいのが正直なところです。
特に夏場や汗をかきやすい時期は、頭皮のベタつきや顔の汚れが気になることも。
そんなときに役立つのが、シートタイプのドライシャンプーや汗拭きシートです。
ドライシャンプーは、頭皮や髪の根元をサッと拭くだけでリフレッシュでき、美容室に行けない人でも比較的快適に過ごせます。
汗拭きシートも首まわりや顔の汗を軽く拭き取るのに便利で、洗顔できないストレスを大幅に軽減してくれます。
手術前に準備しておけば、術後3日間も快適に乗り切れますよ。


遠方から来院する人は手術の日はホテルがオススメ
ICL手術を受ける場合、手術の翌日に必ず検診(術後チェック)があります。
そのため、遠方から来院する方は、手術当日に近くのホテルに宿泊するのがおすすめです。
手術直後は、目がぼやけたり光に敏感になったりして、長距離の移動が負担になります。
とくに電車や車での長時間の移動は目にも身体にも大きなストレスになるため、無理せず近隣で一泊して、翌朝の検診に備えるのが安心です。
また、検診は午前中に行われることが多いため、自宅からの移動時間によっては当日の朝がかなりバタバタする可能性もあります。
ホテルに泊まっておけば、翌日の検診もゆとりを持って受けられ、体調面でも精神的にもラクに過ごせます。
ICL よくある質問
- 定期検診は料金がかかりますか?
-
定期検診の費用は手術代に含まれていますが、任意で受けられる目の細胞検査は、別途5,000円が必要とのことでした。
- 検査はどのくらいかかりますか?
-
僕の場合はトータルで4時間ほどかかりました。時間には余裕を持たせた方がいいです。
お昼前に検査の予約を入れた場合、朝飯はしっかり食べてきた方が良いです。 - 手術前の準備や心構えは?
-
手術当日は、洗顔と洗髪、髭剃りを済ませてから来院するのがおすすめです。(手術後は3日間、洗顔・洗髪が禁止)
また、手術当日と翌日は視界がぼやけたり、行動が制限されるため、予定は入れずにゆっくり過ごせるようにしておくのが無難です。
- レーシックとどう違う?
-
ICLは「目の中にレンズを入れる手術」、レーシックは「角膜を削る手術」です。
ICLは角膜を削らないので、目にやさしく将来レンズの取り外しも可能です。
一方、レーシックは安くて回復が早いですが、元に戻せないのがデメリットです。 - どんな人がICLに向いているのか
-
ICLは、強い近視や乱視のある人、角膜が薄くてレーシックができない人に向いています。
また、目を削りたくない人や、将来に備えてレンズを取り外せる手術を選びたい人にもおすすめです。
ICL手術を受けた理由
ICLを受けようと考えた動機は、よくある「メガネやコンタクトから解放されたい」という理由とは少し違います。
私はハードコンタクトレンズを使っていたため、ランニングコストはほとんどかかっていませんでした。
それでも、コンタクトをしていることで行動が制限される場面が多く、「もっと自由に過ごしたい」と感じることが増えていきました。
海水浴やプールなど制限がある
コンタクトレンズを使っていると、海やプールに入るときにどうしても制限がかかります。
装着したまま入ればコンタクトが外れるリスクがあり、外せば視界がぼやけて行動が制限されてしまいます。
また、飛行機での長時間フライトなどでも、コンタクトを外す手間があり、快適に過ごすのが難しく感じることがありました。
こうした日常のちょっとした不便が積み重なり、より自由で快適な生活を送りたいと思ったことが、ICL手術を決意した理由のひとつです。
レーシックで補正しきれなかった
ICLを検討する前に、まずはレーシックを視野に入れて適応検査を受けました。
しかし私の場合、近視が強いためレーシックでは完全な視力矯正が難しいとわかり、現実的な選択肢は「ICL」しかありませんでした。
ICLはレーシックと比べて費用が倍以上かかるため、当初はできればレーシックで済ませたかったというのが正直な気持ちです。
ICL | レーシック | |
---|---|---|
料金 | 427,000円 | 75,000円 |
それでも最終的には、レンズの取り出しや交換が可能なICLの方が将来の変化にも対応できる柔軟な治療法だと納得し、ICLを選んでよかったと感じています。
手術前準備
手術当日はコンタクトレンズの装着が禁止されており、食事も予約の90分前までに済ませる必要があります。
手術が近づくにつれて少しずつ緊張し始め、数日前にはソワソワして怖さを感じることもありました。
ここでは、そんな私が実際にICL手術を受けた当日の流れについてご紹介します。
クリニック訪問前にシャワーを浴びる
クリニックに向かう前に、シャワーを浴びておくことをおすすめします。
手術後は3日間、洗顔・洗髪ができないため、事前にしっかり済ませておくと安心です。
僕は7月にICL手術を受けたのですが、2日目にはすでに頭がかゆくなり、かなりのストレスを感じました。
その間は汗拭きシートでおでこや口元を拭いて清潔感を保つようにしていました。
また、手術後3日間は通院以外の外出は控えるのが無難です。汗やほこりが目に入るリスクを避けるためにも、自宅で安静に過ごすことをおすすめします。
手術当日の晩ごはんを用意しておく
ICL手術の当日は、術後すぐに目を休める必要があるため、外出や料理などの家事はできるだけ避けた方がいいです。
特に手術後は、まぶしさや違和感、少しの疲労感もあり、買い物やキッチンでの調理は思った以上に負担になります。
術後当日は視界がぼやけていて、買い物に行くのも難しい状態でした。
そのため、おにぎりやサンドイッチ、飲み物などを事前に用意しておくことをおすすめします。
手術当日は「できるだけ何もしない」が基本です。視覚の負担を減らすためにも、スマホやテレビは控えめにして、Audibleやラジオなど音声コンテンツでゆっくり過ごすと良いでしょう。
目をしっかり休められる環境を整えることが、術後の回復をスムーズにするポイントです。
ICL手術当日の流れ
ここでは、ICL手術当日の流れについて解説します。
僕の場合は13時30分に予約し、16時前にはクリニックを後にしていました。
予約時間にクリニックに訪問して診察券を出し、待合室で待機。
検査員に呼ばれ眼圧の検査、角膜形状検査。
手術前にはまず目の状態の確認と、散瞳薬(瞳孔を開く薬)の点眼が行われます。
その後、瞳孔を開いた状態を維持するために、10分おきに自分で点眼を続ける必要があります。
待合室で待機
先生が目の状態をチェックし、そのあと手術についての説明をしてくれます。
手術前に残金を受付で支払い、手術の同意書を提出します。
また、診察券もこのタイミングで渡され、手術後は受付に立ち寄ることなくそのまま帰宅する流れになります。
受付を済ませた後は、手術患者専用の待合室で待機します。
名前を呼ばれると、看護師が一定の間隔で麻酔用の目薬を点眼してくれます。
その後、頭にヘアキャップを装着した状態で手術まで待機します。
手術室に通されると、流れ作業のようなスムーズさで手術台に案内され、顔には片目だけが開いた布がかけられ、すぐに手術が始まります。
片目あたりの所要時間は5分もかからず、「え、もう終わったの?」と感じるほどの早さでした。
痛みもほとんどなく、恐怖や不快感も思ったほどありませんでした。
手術後は、術後の患者が休む専用の部屋で経過観察を行います。
処方された錠剤を飲み、30〜60分ほど静かに休むだけで、特に何かをするわけではありません。
時間が経つと先生による目の状態のチェックがあり、問題がなければ、看護師から目薬の使い方や術後の過ごし方について説明を受けて帰宅となります。
手術前に怖かったこと・不安だったこと
手術前に不安に感じていたのは、痛みがあるのではないか、そして失明のリスクはないのかという点でした。
また、目を開けたまま手術を受けることに対して、「何をされているのか見えて怖いのではないか」という不安もありました。
実際の手術では、目の前にLEDライトが見えるだけで、器具やメスが見えるわけではなく、
さらに液体が目に流されているため、何をされているのかはほとんど分からない状態でした。
レンズが入った瞬間、それまでぼやけていたLEDの光が一つ一つはっきりと見えるようになり、驚くほどあっという間に片目の手術が終了しました。
痛みはまったくなく、術後に念のため痛み止めの薬を渡されましたが、結局飲むことはありませんでした。
手術全体を通して一番不快に感じたのは、散瞳薬(瞳孔を開く目薬)と麻酔の影響で視界がぼやけたままの状態がしばらく続いたことくらいです。
それ以外は想像していたよりずっとスムーズで、恐怖や不快感も最小限でした。
手術時間・緊張・スタッフの対応
僕がICL手術を受けた品川近視クリニックは、レーシックやICLに特化した大手の眼科で、設備も整っており、全体のオペレーションもスムーズでした。
そのため、受付から検査、手術までほとんど待ち時間なく進むのは大きなメリットです。
ただし、医師や検査員の人数が多いため、対応にムラがあると感じる場面もありました。
なかには、先生や検査担当、受付スタッフの対応に対して「ん?」と疑問を感じる人がいるのも事実です。
少しでも不安や違和感を感じた場合は、遠慮せず担当を変えてもらうことをおすすめします。
場合によっては、他のクリニックにセカンドオピニオンを求めることも選択肢に入れておいた方が安心です。
特にレーシックは、一度手術を受けると元には戻せません。
周囲の目を気にせず、納得できなければ断る勇気もとても大切です。
スタッフの中には相性が合わないと感じる方もいましたが、丁寧で親身になってくれる方もました。
ICL 費用はどれくらいかかった?実際の金額公開
私がクリニックに支払った金額は合計607,000円です。
その他通院のための交通費と手術当日のホテル代が発生しています。
ICLの手術費用は637,000円
僕のICL手術の費用は637,000円でしたが、クーポンを利用したことで実質607,000円の支払いとなりました。
項目 | 金額 |
---|---|
ICL | 427,000円 |
-4D以上 | 110,000円 |
乱視 | 100,000円 |
クーポン | -30,000円 |
合計 | 607,000円 |
私の場合、近視が強く乱視もあったため、追加で210,000円がかかりました。
そのため、最終的な費用はクーポン利用後でも607,000円となりましたが、通常の症例であればクーポンを使って約407,000円で収まります。
手術当日の往復交通費は負担してくれるケースも
クリニックによっては、手術当日の交通費を一部負担してくれるケースがあります。
僕がICL手術を受けた品川近視クリニックでは、手術当日の往復交通費を最大10,000円まで補助してもらえる制度がありました。
クリニック | 負担額 | 対象 |
---|---|---|
品川近視クリニック | 最大10,000円 | クリニック県外 |
新宿近視クリニック | 最大5,000円 | クリニック県外 |
先進会 | 10,000円割引 | クリニック県外 |
なお、「1日レーシック」などのケースでは、検査・手術当日の電車やバスなどの公共交通機関の領収書の提出が必要です。※タクシーは対象外なのでご注意ください。
【まとめ】ICL受けて感じたこと
ICLを受けて感じたのは、やはり**「コンタクトやメガネから解放された」という実感に尽きる**ということです。
視力が安定し、裸眼で生活できる快適さは想像以上でした。
ICLやレーシックは将来的に老眼の影響を受けるため、手術を受けるなら若いうちのほうがその恩恵を長く感じられると思います。
今回、品川近視クリニックでICL手術を受けて後悔している点があるとすれば、
「他のクリニックにも相談しておくべきだった」「もっと口コミを調べて比較すべきだった」ということです。
品川近視クリニックが悪いというわけではなく、もしかすると他にもっと自分に合った価格・対応・アフターフォローのクリニックがあったかもしれないと後かICLら思いました。
ICL手術を受けて感じたことは、「クーポンや価格の安さだけに惑わされてはいけない」ということです。
大切なのは、医師やスタッフの対応をしっかり観察し、自分が納得できる環境で手術を受けることだと強く感じました。
ICLの手術は経験が重要とよく耳にします。
時間をかけても納得いくクリニックで手術を受けることをオススメします。