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「ICLで失敗しないために」体験者が語るクリニック選びの落とし穴

「ICLで視力は回復したけど…スマホがぼやける」

実際に僕の体験談です。
ICL(眼内コンタクトレンズ)は「角膜を削らず、戻せるから安心」と言われる視力矯正手術ですが、実際にはクリニック選びを間違えると、術後に強い後悔を残すこともあります。
手術そのものが問題なのではなく、検査やヒアリングが雑だったり、老眼リスクや補償条件の説明が不十分だったりすることで、思わぬ「見え方の不満」や「対応トラブル」に直面する人が少なくないのです。
このブログでは、実際にICLを受けた私自身の「リアルな失敗体験」と、そこから学んだ後悔しないクリニック選びの視点をお伝えします。
- 価格や口コミだけで判断していませんか?
- ICL術後、視界良好になっている未来しか見ていませんか?
視界はあなたにしかわかりません!
後悔する前に、ぜひ一度読み進めてみてください。
ICL手術、なぜ「クリニック選び」が失敗を左右するのか?


ICL(眼内コンタクトレンズ)は、視力回復手術の中でも「やり直しが効く」「角膜を削らない」といったメリットがある一方で、クリニック選びを間違えると大きな後悔に繋がるケースがあります。
特に最近は「ICL 失敗」「ICL やめたほうがいい」といったネガティブな検索も増えており、その背景には見え方の不満や対応の不備があります。
実際、ICLは医師の腕だけでは成功しません。
見え方や満足度は「検査」「ヒアリング」「対応の誠実さ」といった、クリニック全体の品質に大きく左右されます。
ここでは、なぜクリニック選びが重要なのかを具体的に解説していきます。
医師の技術力だけでは決まらない
「腕のいい医師にお願いすれば安心」と思われがちですが、ICLにおいては医師以外のスタッフの役割も極めて重要です。
見え方を左右するのは「検査スタッフ」と「カウンセリング力」
- 術前検査の正確性が、レンズの度数選定に直結
- 検査スタッフの経験や質問力で、術後の満足度が変わる
- 患者の生活スタイル(スマホ・パソコン作業など)をどれだけヒアリングできるかが鍵
たとえば、以下のようなチェックポイントがあります。
チェック項目 | 要点 |
---|---|
日常の見え方を確認してくれるか | 本・スマホ・PC画面の見え方を試す検査があるか |
カウンセリングの丁寧さ | 一方的に話すだけでなく、こちらの不安を聞き取ってくれるか |
担当者の知識 | 検査員が「老眼」や「見え方の限界」について説明できるか |
術後に「スマホが見えにくい」「パソコン作業がつらい」といったトラブルは、度数選定のミスや生活スタイルの聞き取り不足によって起こることが多いです。
つまり、医師の手術技術だけでなく、術前段階の“情報収集と判断”が成否を分けるのです。
手術後の見え方に不満があっても簡単には交換できない
「ICLはレンズを取り替えられるから安心」と思われがちですが、実際には見え方の不満だけでは交換できないこともあります。
「自己責任」と判断されるケースもある
ICL手術後に視力が出ていても、下記のような訴えは医師から許容範囲とされることがあります。
- スマホが見えにくい
- やっぱり遠くをもっとハッキリ見えるようにしたい
- 目が疲れる
このような場合、見え方に不満があっても再手術の対象にならず、「自己都合」と判断されて費用が発生することもあります。
ポイントは「生活に支障があるか?」、「個人的な意見か?」が判断材料です。
レンズ交換が無償になる条件は、クリニックによって異なる
クリニックによる差異 | 補償期間 | 内容 |
---|---|---|
Aクリニック | 3年 | 同じ度数は無償 |
Bクリニック | 3年 | 保証期間内無償 |
Cクリニック | 3年 | 保証期間内無償 |
中には、「裸眼視力が1.0以上あるから問題なし」と突っぱねるような対応をされるケースもあります。
そのため、手術前に以下の点を必ず確認しましょう。
- 見え方に不満が出た場合、交換の対象になるか
- 補償期間と補償範囲
- 交換が有償となるケース
ICLは「一生ものの手術」と言われることもあるため、クリニック選びを誤ると取り返しのつかない後悔になりかねません。
「検査・カウンセリングの質」や「補償制度の透明さ」を重視して、安心して相談できるクリニックを選ぶことが何より重要です。
私がICLで「失敗した」と感じた理由


ICL手術は「見えるようになる」だけでは満足できません。術後にどれだけ快適に生活できるかが本当の成功です。
私は実際にICL手術を受け、「裸眼で1.0以上の視力が出た」にもかかわらず、日常生活で強いストレスを感じるようになりました。
ここでは、私自身が「失敗だった」と感じた具体的な理由を3つ紹介します。
これから手術を受ける方には、私と同じ後悔をしてほしくないという想いで書いています。
見え方の理想を正しく伝えられなかった
私の最も大きな後悔は、「自分がどんな見え方を望んでいるか」を医師やスタッフにきちんと伝えられなかったことです。
✅ スマホが読めない…想定外の「老眼」問題
手術後、遠くはクリアに見えるようになりましたが、スマホの文字がぼやけて読めないという事態に直面しました。
当時の私は40代で、まだ老眼の意識はなく、説明もほとんど受けていませんでした。
結果的に「老眼の入り口」に差し掛かっていた私は、近くを見るための焦点が合わず、読書もスマホも苦痛に。
✅ 近視矯正を重視しすぎたレンズ選定
クリニック側は、「裸眼で遠くが見えるようにしましょう」という方針でレンズを選んだようですが、私のライフスタイルは長時間のデスクワークが中心。
結果として、近視矯正に偏った設計が、日常生活には合わなかったのです。
検査内容と説明が不十分だった
次に後悔しているのが、検査と説明の内容が表面的だったことです。
パソコン作業中心と伝えたのに反映されなかった
事前カウンセリングでは、「仕事で長時間パソコンを使う」と明確に伝えていました。
しかし、検査では主に遠くを見る視力測定のみで、実際の業務環境を想定した見え方のチェックは一切なし。
「パソコンの文字はどれくらいの距離で読めるか?」といった具体的な確認があれば、もう少し現実的な度数選定ができたかもしれないと感じています。
シミュレーションが不十分で術後の生活がイメージできなかった
また、「術後の見え方がどう変化するか」というシミュレーションも抽象的で曖昧でした。
もっと具体的に、「遠くはこう見えて、スマホはこの距離だとこうなる」といったイメージを共有できていれば、納得感を持って手術に臨めたと思います。
補償内容が不明確だった
最後に痛感したのは、補償制度に関する認識の甘さです。
見え方の不満は「対象外」になるケースも
術前には、「視力に問題が出たらレンズ交換が可能です」と簡単な説明があった程度。
しかし、実際に「スマホが読めない」と相談しても、「視力は1.0あるので補償対象外です」と突っぱねられました。
再手術は高額負担に…
どうしても見え方に我慢できず、再度レンズ交換を相談したところ、再手術は有償(20〜30万円)になると言われ愕然。
結果として、改善をあきらめざるを得ませんでした。
ICLは、一見すると「自由にレンズを入れ替えられる安心な手術」に思えるかもしれません。
しかし、実際には「条件に当てはまらないと補償されない」「生活に支障があっても再手術できない」などのリスクがあります。
だからこそ、術前に以下のような点をクリニックにしっかり確認することが大切です。
クリニックで確認すべき項目リスト
- スマホやPC作業など、日常に即した見え方を検査・シミュレーションしてもらえるか
- 老眼のリスクや、術後の近見視力への影響を丁寧に説明してもらえるか
- 術後に「不満がある場合」、交換・補償が適用される条件はどうなっているか
手術前の準備不足が、術後の後悔に直結します。
私のように「見えるけど快適じゃない」状態にならないよう、ぜひ慎重にクリニック選びを進めてください。
後悔しないクリニック選びのために、チェックすべき4つのポイント
ICL(眼内コンタクトレンズ)手術は、視力回復の最終手段とも言える選択肢です。
しかし、「視力が出れば成功」というわけではなく、自分の生活スタイルや年齢、将来の見え方を想定したうえで選ばないと、後悔につながる可能性もあります。
ここでは、私の体験をふまえて「ICLクリニック選びで最低限チェックすべき5つのポイント」をまとめました。
術後に「こんなはずじゃなかった…」とならないためにも、以下の点をしっかり押さえておきましょう。
チェック項目 | 解説 |
---|---|
検査内容の丁寧さ | 視力検査だけでなく、スマホ・読書など日常に即したテストがあるか |
コミュニケーション | 自分の見え方の希望を、医師や検査員が丁寧に聞いてくれるか |
保証・補償制度 | レンズ交換の条件/期間が明確か。術後のトラブル対応の明記 |
2社以上の比較 | 相見積もりや見え方の比較をすることで選択ミスを回避できる |
検査内容の丁寧さ
ただの視力検査だけでは不十分です。
ICLで重要なのは、あなたが日常生活で「どんな見え方を求めているか」に合わせて、実践的なテストやシミュレーションを行ってくれるかどうかです。
- スマホや本など「近くを見る視力」の確認
- 想定される術後の見え方
- コンタクトレンズ、メガネの見え方
「検査が雑かも?」と感じた場合は、再度しっかりと検査を受け直したり、他のクリニックで検査を受けてみることも検討しましょう。
コミュニケーション
ICLは、「希望の見え方」をしっかり伝え、それに応じた提案を受けることが重要です。
流れ作業のように検査が進み、こちらの話を聞いてくれないクリニックは要注意。
- 「スマホが見づらいのは困る」といった要望を細かく聞いてくれるか
- 見え方のゴール設定を、医師とすり合わせできるか
- 説明が一方的ではなく、対話型になっているか
- 老眼やハロー・グレアなどのリスクの説明
現在、眼鏡やコンタクトレンズを装着した状態の見え方とICL後の見え方のギャップについて伝えることも重要なポイントです。
また、遠視や老眼、ハロー・グレアなど、ICLに伴うデメリットを丁寧に説明してくれるかどうかも、クリニック選びにおいて重要なポイントです。
「老眼鏡が必要になるかも」など抽象的な説明では不十分です。
クリニックに任せるだけではなく、理想の見え方を伝える必要があります。
保証・補償制度
ICLのレンズ交換やトラブルへの対応について、事前に具体的な説明があるかどうかは、クリニックの信頼度を見極める重要なポイントです。
補償制度については、同意書に記載されていることもありますが、同意書を確認するのは手術直前の最終段階であるため、できれば検査予約の段階や、ホームページ上で事前に確認しておくことが望ましいです。
- レンズ交換が「無償」でできる条件・期間が明確に説明されているか
- 術後の見え方に不満が出た場合の対応方針を提示してくれるか
- 保証内容が「契約書や説明資料」で確認できるか
補償制度は価格以上に重要視するポイントです。
2社以上の比較
口コミやランキングだけを頼りに即決するのは危険です。
2院以上のクリニックで検査を受け、実際の対応や検査内容、補償内容を比較検討することを強くおすすめします。
クリニックによっては、「1日レーシック」や検査当日の施術で1万円割引といった特典を提示してくることもあります。
一見お得に感じますが、視力という一生ものの大切な機能を、たった1万円と引き換えにしてしまうのは非常にリスクが高い選択です。
価格の安さに惑わされず、なによりも信頼できる医師とクリニックを選ぶことが最も重要です。
これら4つのポイントを押さえておけば、価格やブランド名だけに左右されず、本当に信頼できるクリニック選びができるはずです。
ICLは人生の視界を変える手術。だからこそ、慎重すぎるくらいでちょうどいい。
私のように後悔しないために、ぜひこのチェック項目を活用してください。
クリニックに行く前に準備しておきたい「質問リスト」
ICL手術は、保険適用外かつ一度の手術費用が高額なため、「納得してから受ける」ことが何よりも重要です。
とはいえ、初めてのカウンセリングで何を聞けばいいかわからない人も多いはず。
ここでは、私自身の失敗体験をもとに「これだけは聞いておけばよかった」と後悔した質問をリスト化しました。
実際にクリニックへ行く前に、スマホのメモなどに控えておくと安心です。
「どのような見え方になるか、日常生活に置き換えて説明してくれますか?」
ICL手術では「視力1.5が出ます」と言われても、それが生活の中でどう役立つのかは別問題です。
- 術後の見え方を「遠く・中間・近く」に分けて具体的に説明してもらえるか
- 本、スマホ、パソコンなど日常の見え方をシミュレーションしてくれるか
図や資料を用いてくれるクリニックは、説明が丁寧な傾向あり
「スマホやPC作業が多いですが、それに適したレンズ選定が可能ですか?」
仕事や生活スタイルによって、必要な見え方は人それぞれ。
デスクワーク中心の人であれば「長時間パソコンを見ていても疲れにくい度数」、ドライバーの方であれば「遠くがしっかり見える度数」など、ライフスタイルに合わせた度数設定が重要です。
そのためにも、自分の生活環境に合った見え方になるよう、事前に相談することが大切です。
遠くが見えることよりも、近くの快適さが重要な人も多いはずです。
- ライフスタイルに応じて、近く重視・中間重視などの調整ができるか
- 単に「視力が出る」だけではなく、使いやすさに配慮してくれるか
「補償の範囲と条件を具体的に教えてください」
クリニックによっては、保証期間内であってもレンズ交換が有料になる場合があります。
万が一、術後の見え方に不満が残った場合には、「レンズを取り外したい」や「レンズを交換したい」といった要望が出てくる可能性もあります。
そのため、事前に補償内容や費用についてしっかり確認しておくことが大切です。
- どのような状況で「無償交換の対象」となるのかを明確にする
- 「スマホが見えづらい」など主観的な不満も交換対象になるのかを確認する
内容 | 回答の例 |
---|---|
見え方が不便でも視力が1.0以上なら交換できるか? | 多くのクリニックでは「対象外」になる可能性あり |
どの程度の不具合があれば再手術になるのか? | 「生活に明確な支障」が判断基準 |
口頭だけでなく「契約書」や「同意書」にも明記されているか確認しましょう。
「老眼が進行したらどうなるか、予測と対処方法を教えてください」
40代以降でICLを検討している方、また30代後半の方にとって、老眼の進行と見え方の変化は大きな懸念点です。
私も術後に「スマホが読みにくい」と悩みました。
- 老眼の進行で視界にどんな変化があるかを説明してもらう
- 将来、レンズの入れ替えや取り出しの選択肢があるかどうか
- 老眼鏡の併用が必要になる場合のタイミングと影響
老眼に不安を感じている方は、度数を少し弱めに設定するなど、クリニックと相談しながらICLの導入を検討することをおすすめします。
「年齢的に老眼のリスクがあります」と言われた場合は、どの距離に影響が出るのか、何年後を想定しているのかも聞きましょう。
ICL手術は、決して安くない投資です。
だからこそ、納得してから受けるために、受け身ではなく「質問する姿勢」がとても大切です。
ぜひ、クリニックに行く前にこのリストをチェックして、「自分が納得できる説明」を引き出してください。
ICL 体験者が答える疑問
スマホやPCが見えにくいのは老眼?それとも度数ミス?
術後に「スマホが読みにくい」「近くがぼやける」と感じる場合、40代以降であれば老眼の影響がある可能性もありますが、実はレンズ選定時に「近くを見る視力」への配慮がなかったケースも多いです。
老眼と断定される前に、術前に伝えたライフスタイルが反映されていたかを確認することが重要です。
術前に「スマホや読書が見えにくくなる可能性がある」とは言われないの?
クリニックによっては「視力が出る」ことばかり強調され、近くの見え方については説明が曖昧な場合もあります。
とくに老眼のリスクがある年代では、「近くが見えづらくなるかもしれない」と術前に明確に説明してくれるかが、クリニック選びの見極めポイントです。
視力が1.2出ているのに見え方が合わない…これでも交換してもらえる?
裸眼視力が良好でも、見え方にストレスを感じるケースは実際にあります。
しかし、視力に問題がない場合は「補償対象外」とされることが多く、再手術やレンズ交換は自己負担になることも。
「何をもって再手術の判断をするのか」は、術前に必ず確認を。
検査の時に「遠くしか見ない」のは普通?近くは測らないの?
「近見視力」は基本的に測定されますが、年齢によっては省略されるクリニックもあるようです。
検査では、視力検査と同様に30cmほど離した位置にある本の「Cマーク(ランドルト環)」の切れ目の方向を確認します。もし測定が行われない場合は、こちらから「近くの見え方も測定してほしい」と依頼することをおすすめします。
口コミが良いクリニックでも後悔することはある?
はい、あります。口コミは「その人にとっての満足度」であって、あなたにとっての最適とは限りません。
とくにICLは「どんな距離で何を見る生活か」によって適正度数が変わるため、口コミよりも「検査の丁寧さ」「生活視点でのヒアリング」を重視したほうが後悔は減らせます。
【まとめ】価格よりも「納得感」と「安心感」を優先しよう
ICL手術を検討する際、つい目を引かれるのが「割引キャンペーン」や「最安値」といったワードかもしれません。
ですが、ICLは「術後の満足度」こそがすべて。価格の安さに惹かれてクリニックを選び、結果として「見え方に違和感がある」「補償が受けられない」と後悔してしまう人も少なくありません。
私自身も、「遠くは見えるけど、肝心のスマホが読めない」「再手術は自己負担になるか?」など、想像していた理想とのギャップに苦しんだ一人です。
だからこそ伝えたいのは、「価格よりも納得感と安心感」を基準にクリニックを選んでほしいということ。
- 自分のライフスタイルに合った見え方が得られるか?
- 術後に不満があったとき、誠実に対応してもらえるか?
- 老眼や将来の変化まで見据えた提案をしてくれるか?
これらを丁寧に確認しながら、2院以上の比較・相談を行うことで後悔のリスクは大きく減らせます。
私のような失敗を繰り返さないためにも、焦らずじっくり時間をかけて、「本当に自分に合ったクリニック」を見つけてください。
それが、手術後に心から「やってよかった」と思えるいちばんの近道です。